「近くで工事をしていたら、お宅の屋根が壊れているのが見えました。無料で点検しますよ」。このように突然訪ねてきて、屋根の工事の契約をさせる手口は「点検商法」と呼ばれ、国民生活センターも注意を呼びかけています。この記事では、よくある手口と、言われたときの対処法をまとめます。
よくある手口
- 「屋根の瓦がずれている」「板金が浮いている」と言って、無料の点検を持ちかける
- 屋根に上がったあと、壊れている写真を見せて、すぐの工事をすすめる(その写真が本当にその家の屋根かはわかりません)
- 「このままだと雨漏りする」「今日決めれば安くなる」と、その場での契約を迫る
- 「火災保険を使えば自己負担なしで直せる」と持ちかける
点検のときに、わざと屋根材を壊されたという相談もあります。知らない業者を屋根に上げないことが、いちばんの対策です。
言われたときの対処法
- その場で決めない・屋根に上げない:「家族と相談します」と伝えて、帰ってもらいましょう
- 会社名と連絡先を控える:名刺をもらい、建設業の許可番号を聞いておきます
- ほかの業者にも見てもらう:自分で探した業者に点検と見積もりを頼み、本当に修理が必要かを確かめます
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契約してしまったときは
訪問販売で契約した場合は、契約書を受け取った日から数えて8日以内なら、クーリング・オフで契約を解除できます。工事が始まっていても使えます。書面か電子メールなどで、業者に解除を通知しましょう。
8日を過ぎていても、うそを言われて契約した場合などは、取り消せることがあります。困ったときは、消費者ホットライン「188(いやや)」に電話すると、近くの消費生活センターにつながります。
信頼できる業者の探し方
- 自分から連絡した業者に、点検と見積もりを頼む
- 建設業許可(屋根工事業)を持っているかを確かめる
- 2〜3社から見積もりを取り、工事の範囲と金額を比べる
当サイトでは、屋根工事業の建設業許可を持つ業者を、市区町村ごとに探せます。
よくある質問
Q. 無料点検は、すべて断ったほうがいいですか? A. 突然訪ねてきた業者の点検は、断るのが安全です。点検してもらいたいときは、自分で選んだ業者に頼みましょう。
Q. 火災保険で直せると言われました。本当ですか? A. 台風などの自然災害が原因なら、保険の対象になることはあります。ただし、保険金が出るかどうかを決めるのは保険会社です。まず自分で保険会社や代理店に相談しましょう。